注文住宅の設備はこだわりたいポイントの一つです。最近の最先端の設備は使い勝手が素晴らしく、見栄えも良いので色々なものを見ると目移りしてしまいます。使い勝手を追求するのならグレードの高いものを選ぶのが正解であり、資金的に問題がなければハイグレードの設備から選択すると生活の質は上がります。予算を少しでも抑えたい時には、必要な機能を備えているものから選択するのが現実的です。
余計な機能があっても使いませんし、複雑になればなるほど壊れやすいので、メンテナンスの手間や費用を考えると必要最低限の機能があれば良いということになります。意外と後悔する人が多いのが、コンセントの位置や個数です。注文住宅ではこのあたりも自由に決められますが、本当に必要な場所に設置されていなかったり、数が足りないケースがあります。部屋の用途を考えてコンセントの位置や個数を決定すれば、必要な位置に必要な分だけ用意できますので、設計する前に用途を明確にすることが大切です。
基本的にキッチンでは多くのコンセントが必要になり、コードの長さも気を付けなければなりません。収納面でのポイントは、しまう荷物を先にはっきりとさせてから必要なスペースを決めるという点です。こだわりの収納スペースをつくれるのも注文住宅の良いところであり、形や大きさ、設置場所等は施主のアイディア次第で様々な選択肢があります。玄関では、靴の収納スペースもよく考えて決めたいところです。